Gushwellの読書ノート

日本の小説を中心に、様々なジャンルの読書記録
<< January 2012 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

サーチする:
Amazon.co.jp のロゴ



Special Links

イニシエーション・ラブ - 乾くるみ

いったいどこがミステリーなんだ!単なる恋愛小説じゃないの?と思って読んでいたけど、まさか、まさかのラストでした。途中、なんか変だなーってひっかかる部分はあったけど、その真相にはまったく気がつきませんでした。完全に騙されました。映像のない文章からなる小説だからこそのトリックというか仕掛けでしたね。読み終わって、後からじわじわとその怖さが増してゆきます。2度読みたくなるというのもうなずけます。女は怖い... 恐ろしい小説です。

ところで、乾くるみって男性だったんですね。知りませんでした。「リピート」読んだときは女性が書いたものと信じて読んでました。

JUGEMテーマ:読書


ミステリー(日本) | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

おすすめ文庫王国2012

また、「おすすめ文庫王国」の季節がやってきました。
昨年のうちにネットで注文していたのですが、品切れだったようで、届いたのは1月になってから。
この雑誌をペラペラめくりながら、今年はどんな本を読もうかなーと、あれこれ考えるのが恒例になってきました。

毎年読んでいるこの雑誌、あまりにもたくさんの作品が紹介されているので、その中から「これは!」と思う本を見つけるのはなかなか難しいです。
その中でも『やがて目覚めない朝が来る 』『狂い咲き正宗』は是非読んでみたいと思いました。

その他、『瑠璃の雫』『カラスの親指』』『傍聞き』『邪魔』『九つの、物語』『おまえさん』『ハーモニー』『新世界より』なども気になった作品です

今年も読みたい文庫が増えるだけで、いっこうに減りそうもないですねー。

それと、文庫のレーベルをAKB48のメンバーに例えて順位をつけていく "BNK48選抜総選挙"は面白い企画でした。


JUGEMテーマ:読書


その他 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

2011年に読んだ本

昨年読んだ本は30冊。
ここ数年で一番少ない冊数でした。
ベスト10をあげるとすれば、以下の10冊。

1.天地明察 冲方 丁
2.星を継ぐもの ジェイムズ・P・ホーガン
3.ミーナの行進 小川 洋子
4.夏から夏へ 佐藤 多佳子
5.隠し剣孤影抄 藤沢 周平
6.阪急電車 有川 浩
7.家日和 奥田 英朗
8.アジアンタムブルー 大崎 善生
9.火天の城 山本 兼一
10.その日のまえに 重松 清

ちなみに、読んだのは、以下の30冊。順不同。

■隠し剣孤影抄 藤沢 周平
■海炭市叙景 佐藤 泰志
■風魔(上) 宮本 昌孝
■ガニメデの優しい巨人 ジェイムズ・P・ホーガン
■阪急電車 有川 浩
■その日のまえに 重松 清
■家日和 奥田 英朗
■花のあと 藤沢 周平
■火星年代記 レイ・ブラッドベリ
■果しなき流れの果に 小松 左京
■富豪刑事 筒井 康隆
■汐のなごり 北 重人
■ミーナの行進 小川 洋子
■夏から夏へ 佐藤 多佳子
■火天の城 山本 兼一
■マイクロソフトで学んだこと、マイクロソフトだからできること。 樋口 泰行
■平成大家族 中島 京子
■星を継ぐもの ジェイムズ・P・ホあーガン
■ウィザードリィ日記―熟年世代のパソコン・アドヴェンチャー 矢野 徹
■実践 F# 関数型プログラミング入門 荒井 省三: いげ太
■オーデュボンの祈り 伊坂 幸太郎
■Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 津田 大介
■アジアンタムブルー 大崎 善生
■門 夏目 漱石
■てるてるあした 加納 朋子
■パイロットフィッシュ 大崎 善生
■三四郎 夏目 漱石
■NO.6[ナンバーシックス]#4 あさの あつこ
■フリー 無料からお金を生みだす新戦略 クリス・アンダーソン
■天地明察 冲方 丁

▼2011年に読んだ本まとめ
http://bit.ly/suZGRf

▼読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/

JUGEMテーマ:読書


その他 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

海炭市叙景 - 佐藤泰志

架空の都市「海炭市」に暮らす人々を描いた短編集。最初の話があまりにも暗く、陰鬱とした印象が拭えないまま最後まで行ってしまいました。
登場人物達が現実を生きているという感じはするし、心に迫るものはあるのですが、なにかしら救いが欲しかったと思います。

客観的文章の中に、主人公の主観的文章が入り込む文体は独特で、それが主人公達の心の動きを巧く表しているように感じます。
たまにはエンターテイメントとは全く縁のないこういった文学作品を読むのも良いですね

JUGEMテーマ:読書


その他日本の小説 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

風魔(上) - 宮本昌孝

戦国時代に活躍した風魔一族の頭領、風魔小太郎を主人公にした物語です。
最初のころの時代背景の説明のところで挫折しそうになりましたが、頑張って読み進めて正解でした。主人公の小太郎がとても魅力的に描かれていて、途中からぐいぐいと引き込まれていきました。登場人物は多いのですが、それも徐々に気にならなくなりました。
仕えていた小田原北条氏が滅亡後、風魔一族がどうなってゆくのか、続きが気になります。

JUGEMテーマ:読書


歴史・時代小説 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

ガニメデの優しい巨人 - ジェイムズ・P・ホーガン

評価:
ジェイムズ・P・ホーガン
東京創元社
¥ 777
(1981-07-31)

前作『星を継ぐもの』に比べると異星人ガニメアンと地球人の交流を描いたこの第2作は、若干インパクトは少なかったけど、それでも十二分に楽しめました。
異星人とどうやって意思疎通するのかという点で、ある程度納得できる答えが用意されていたので、すんなりと物語に入っていけたと思います。
地球上で人類だけがなぜ突出した進化を遂げることができたのか、その謎解きに唸ってしまいました。その説得力の高さに脱帽です。

JUGEMテーマ:読書


ミステリー、SF(海外) | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

阪急電車 - 有川 浩

はじめて読む有川 浩の作品。今まで知らなかったけど、女性だったんですね。
『阪急電車』は、2年ほど前から読みたい本リストに入っていたのですが、電子書籍で購入できるようになったのを機会に購入しました。

電車にたまたま乗り合わせた人たちが、織りなす小さな物語は、とても微笑ましく、温かく、評判通りでとても良かったです。
ここに出てくる主人公の女性達はみんな魅力的でした。特に美帆ちゃんは可愛いかった。

若い頃、妹が買ってきた少女漫画を借りて、良く読みましたが、当時の少女漫画とテイストがかなり似ているなー、と感じます。
今の少女漫画がどうなのかまではわかりません。
女性ならではの視点で描かれた作品ということですかね。

JUGEMテーマ:読書


その他日本の小説 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

その日のまえに - 重松清

身近な人の死をテーマにしたこの短編集は、いつかは誰にでも訪れる「その日」とどう向き合うべきなのか、人の幸せって何か、家族に何ができるのか、そんなことを考えさせてくれます。

特に「その日のまえに」~「その日」~「その日のあとで」の連作は、心に響きました。「その日」で「潮騒」で登場した石川くんからが電話してくる場面は、涙が出てきてました。

(なぜか、人とは違うところで涙腺が緩んでいるような気もしますが...)

癌を告知された母と息子(高校生)を扱った「ヒア・カムズ・ザ・サン」も良かったですね。


JUGEMテーマ:読書


重松清 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

家日和 - 奥田英朗

評価:
奥田 英朗
集英社
¥ 500
(2010-05-20)

オークションに嵌った妻の話、会社が倒産し主夫になった男の話、妻との別居で独り身を楽しむ男の話などなど、家族を扱った短編集。登場人物がどれも身近に感じられて、共感を覚えてしまいます。

特に「夫とカーテン」がお気に入りですが、その他の作品どれもが、可笑しくて温かい気持ちになる話ばかりで良かったです。

JUGEMテーマ:読書


奥田英朗 | permalink | comments(0) | trackbacks(1)

花のあと - 藤沢周平

評価:
藤沢 周平
文藝春秋
¥ 530
(1989-03)

『鬼ごっこ』、『雪間草』、『寒い灯』、『疑惑』、『旅の誘い』、『冬の日』、『悪癖』、『花のあと』が収録された藤沢周平の短編集。表題作『花のあと』は、淡い初恋と仇討ちを織り交ぜた作品。
主人公「以登」の女性らしい心と凛とした強い意志に感動しました。この表題作もよかったですが、『寒い灯』『冬の日』といった市井ものが特に良かったです。哀しいけれど温かい、心に深く染みる話でした。
『旅の誘い』は安藤広重を扱った作品ですが、これは長編として読みたい題材ですね。

JUGEMテーマ:読書


藤沢周平 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)